テキスト
2014年3月、一念発起して、電験三種取得を決意。これまでの経験から三種合格を担保するため、二種も受けることに。(三種のみだと、力及ばずとなるかもしれないが、二種も目指していれば、三種合格の確度が上がる、という考え。商業簿記の試験時に、うまく行った経験あり。)
先ずはテキスト。書店に行くと、4冊セットが多い。これも過去の経験から4冊はハードルが高い。(途中で挫折してしまう可能性が高い) 探してみると、有りました。1冊でOKのテキストが。それがこれ。
「電験三種完全攻略」 不動弘幸著 オーム社 \2,600+tax(当時)
このテキストを3月末から読み始めて、4月一杯で読了。
このテキストの良い所:
- なんと言っても一冊。
- 1項目が1ページ、もしくは見開き2ページに纏まっている。
- その中に演習問題と解答が含まれている。
- 巻末に詳細な索引があり、索引で引いて素早く当該ページを参照できる。
特に、4.は便利で、今でも本書を座右において、随時手に取っています。私にとってはピッタリの1冊でした。
テキストを読み通すには、
- 解らない事項があっても、立ち止まらずに読み続ける。
- 問題と解答も一応は目を通す。
- 過去問に取り組む際、何回もテキストを参照して、理解を深める。
途中で挫折しない要点はテキスト読了まで走り切ることだと思います。それもできるだけ短い期間で。一回読了すると、自分を褒めたくなります。
過去問題集
次に過去問。これは、Webでの評判から、下記を選択。電話帳のように大判で分厚い問題集です。
「電験3種過去問題集」 電験問題研究会編 電気書院 \2,400+tax(当時)
この問題集の良い所:
- 見開き左ページが問題、右ページが解答・解説。
- 挟んであるブラインドシートで解答・解説ページを隠せる。
- 解説に図表を多く用いており、理解しやすい。
10年分掲載されているが、時間の都合で直近5年分を解答しました。
この際、
- ルーズリーフに解答を書き出した。
- 問題文、解説に出てくる用語は正答以外の選択肢も含めて全て調べて、理解に努めた。判らない言葉、用語は片端からWeb検索をかけました。
1.の例はこんな感じ。
解答をノートとかに書き出すことで、丁寧な解答方法が身につき、本番での正答率向上に期待できます。また、解答を記載したルーズリーフが増えて、厚くなってくると、自信が付きます。
こんな感じ
2.は、例えば、ケーブルの敷設方法で、暗渠式が正答だったとして直接埋設式、管路式という選択肢もテキスト、Webに当たって、どんなものかは理解したということ。応用力が身につきます。
まとめノート
さて、勉強していると、色々な知識が増えてきますが、これが積み重なるとだんだん混乱してくる。で、ノートに纏めることにしました。常に携行することを考えて、B5判のノート。
中身はこんな感じ。
常に携行し、気になると手に取って、眺める。試験会場に行く途上はこのノートで最後の仕上げ。試験当日の昼休みもこのノートをブラウジング。時間を掛けて手書きで作ったノートは骨までしゃぶりました。