電気系試験攻略(2014年) エネルギー管理士編

黒柴イラスト 電計系資格試験

過去問題集

 電験の勉強を始めると、Webで色々調べるので、業界の?情報が集まります。エネルギー管理士という資格があって、難易度は三種と二種の間とのこと。よし、これも受験しよう。何々、技術士と言う資格がある?一次試験は受けられるのか。では、受けてみよう。

 という訳で、電験三種、二種、エネ管、技術士一次と受験申込。三種一個だけ受けるより、時間効率が良いよね、勉強効率は最大。昔、学生時代の、「最小の努力で最大の単位」という言葉を思い出しました。(笑)

 エネルギー管理士は適当なテキストが見当たらず、問題集のみの学習としました。使用した問題集は下記。

「[エネルギー管理士]電気分野 模範解答集」 エネ管問題研究会著 電気書院 \3,800+tax(当時)

エネルギー管理士過去問
[エネルギー管理士]電気分野 模範解答集

 他に選択肢が無かったので、比較はできませんが、解説が豊富で良い問題集だったと思います。10年分記載されていますが、時間の関係で6年分を解答。三種と同じく、ルーズリーフに解答し、出てくる用語は問題、解答、解説に関わらず、Webや三種のテキスト等で確認しました。これが過去問を解答するときの肝だと思います。

電験三種との違い

 「電気の基礎」は概ね電験三種の「理論」と重なるでしょう。自動制御が必ず出題されることが違いでしょうか。最近の電験三種にも出題されるようになりましたけどね。これは、電験2種の勉強で補いました。

 「電気設備及び機器」は電験三種の「電力」、「機械」、「法規」の施設管理を横断した内容となっています。

 「電力応用は」は、電験三種の「機械」に相当しますが、選択問題の空気調和は電験三種の外です。私は空気調和への馴染みがなく、過去問の解説のみで判ったことにしました(笑)。 ここで、一言書き足しますが、選択問題は4分野とも解答しておいた方が良いです。馴染みのない分野でも部分点をとれるくらいには。得意の分野が途轍もなく難しい問題である年もありますからね。穴を作らないようにしておきましょう。

 「エネルギー総合管理及び法規」は、関連法規から電気量の単位、加熱・冷却・熱伝導等、電動機・静止機の効率等、幅広い知識を問われる科目で、勉強し難いです。しかし、この幅広い知識は電験三種の試験準備に役立ちます。電験三種の勉強をする一方で、エネ管の過去問にできるだけ多く接することが対処法です。

関係法令等の確認

 一応、「省エネルギー法」の法、令、規則、及び基本方針、判断基準を一通り眼を通しておきました。覚えられないけど、雰囲気を感じる程度です。

法:「エネルギーの使用の合理化等に関する法律

令:「エネルギーの使用の合理化等に関する法律施行令

規則:「エネルギーの使用の合理化等に関する法律施行規則

基本方針:「エネルギーの使用の合理化等に関する基本方針

判断基準:「エネルギーの使用の合理化等に関する事業者の判断基準

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